ガンバ大阪に新加入した元スペイン代表で、スペイン1部ビルバオの英雄だったMFマルケル・スサエタ(31)が、14日のホームのサガン鳥栖戦(パナスタ)で日本デビューする可能性が出てきた。

宮本恒靖監督(42)が「一瞬のスピードがある」とし「(鳥栖戦の)メンバーには入ってくる」と明言した。本職は右サイドだがトップ下でも使えるという。「スペースを見つけて使うのがうまい選手」と高く評価した。

スサエタは「(スペイン)国内でもいくつかオファーがあったのは感謝している。その中で日本からのオファーは妻とともに魅力を感じた。文化、食に興味を持っている」。神戸でプレーする元スペイン代表MFイニエスタ、FWビジャの存在も後押し。「ああいう選手に魅力を感じて決断につながった。(実戦は)久しぶりになるが、貢献していきたい」と意気込んだ。【実藤健一】