ガンバ大阪がセレッソ大阪との「大阪ダービー」で屈辱的な完敗を喫した。前半11分までに2失点。宮本監督は「油断は感じないが今シーズン勝ちきれない部分につながる」と話し、MF遠藤も「1点に抑えていればまた違った」と言った。

試合前の順位は6位と12位、勝ち点差12とC大阪が上位にいた。しかし、指揮官は「普段と違うパワーが選手から出るのがダービー」。事実、C大阪には負けていなかったが、結果は惨敗。屈辱を最もかみしめたのがMF倉田だった。

「この負けを俺は忘れんし、忘れたらあかんと思う」と話し「残り7試合、ほんまに必死にならんと最後まで残留争いになるし、(J2に)落ちることも全然あると思う。危機感を持ってやっていかないと」と訴えた。前節鳥栖戦で7戦ぶり勝利の流れは続かず。ライバル相手の完敗は、深いダメージを残した。