7大会ぶり2度目の優勝を目指す日本が、国際大会初出場のオマーンを5-0で下して白星スタートを切った。

佐々木康裕(43=ファンタス千葉SSC松戸ウォーリアーズ)が前半9分に先制点を決めると、同14分には主将の川村怜(30=パペレシアル品川)、佐々木康が立て続けにネットを揺らした。川村は同17分にPKを決め、後半15分にもゴールしてハットトリックを達成した。

午前8時開始で高温多湿のコンディションの中、日本は前半から小刻みにメンバーを入れ替えながら試合を進め、16歳の園部優月(free bird mejirodai)も初めて国際大会のピッチに立った。

大会は出場8チームがA、B2組に分かれた1次リーグを戦い、上位2チームが決勝トーナメント(準決勝)に進む。05年から2年に1度開催され、今回が8回目。中国が4連覇を含む5度、日本、イランが1度ずつ優勝している。日本を除く上位2チームに東京パラリンピック出場権が与えられる。