セレッソ大阪は25日、大阪・舞洲の練習グラウンドでチーム練習を再開した。

新型コロナウイルス感染拡大防止で「密」を避けるため、2グループに分かれて実施。3月27日以来、約2カ月ぶりで主将のMF清武弘嗣(30)は「みんなと会えてすごくうれしかった。まだ距離をとっての練習だが、顔を見て話すことができて安心できた」。

外出自粛期間は「こんなに長くなるとは思っていなかった。気持ち的に難しかった」と話し、「コンディションを保つことに必死。ルーティンは変えず、普段と変わらないことをひたすらやってきた」と明かした。

昨季は右膝に全治8カ月の重傷を負ったFW都倉賢(33)は「今まで当たり前だったことができる幸せを感じた」と話し「個人的には復帰したといっても膝は100%じゃなかった。(膝の)前十字は1年以内の再発の確率が高いというし、100%に準備できる、ポジティブに捉えている」と前向きだった。

ロティーナ監督(62)は「あまりに長い時間で退屈していた。久しぶりなので環境に慣らしていかないといけない。ケガのリスクも高いので、慎重にやっている」。約1カ月先とみられるリーグ戦再開に向けては「問題ない。1カ月あればフィジカル的にも準備できる」と自信を示した。