来年9月に開幕する日本初の女子サッカープロリーグ「WEリーグ」を運営する一般社団法人日本女子プロサッカーリーグは1日、7月末の期限までに17団体から入会申請を受けたことを発表した。

同リーグは6~10クラブで初年度のシーズンを開始予定。今後はチーム運営やクラブ人員体制などに定める独自基準などにも照らし合わせた審査を行い、10月上旬に参入クラブを発表する。

WEリーグの岡島喜久子チェア(代表理事)は「日本が世界一の女子サッカー、世界一のリーグ価値を目指す中で、次のステージに共に進もうとする全国の17もの仲間から申請をいただけたことを非常にうれしく思います」とコメントした。

同リーグは国内外で新型コロナウイルスの感染拡大と戦う最中の6月3日にリーグ名称や開幕時期などを発表。7月9日に代表理事就任が明かされた岡島チェアも「WEリーグは新型コロナウイルス感染症との戦いの最中に誕生しました。暮らし方や働き方、人との関わり方にさまざまな変化があり、さらにはこうした厳しい時期だからこそ、日本社会の希望になることを目指して船出を決定しました」と力を込めた。今後の審査については「この17という数は、日本女子サッカーのポテンシャルが高い証しであり、輝かしい未来の象徴だと強い喜びを持って受け止めています。ここから6~10クラブに絞らなければなりませんが、リーグの責任者として、お受けした申請に対して最大限の責任と使命感を持って向き合い、審査を進めてまいります」と話した。