J1清水エスパルスは1日、FC東京から期限付き移籍していたU-23日本代表DF岡崎慎(21)が、本人及び両クラブ合意の上、FC東京に復帰すると発表した。今年1月に加入。契約は来年1月31日までで、今季は公式戦12試合に出場していた。

クラブを通じて岡崎は「短い期間でしたが、お世話になりました。個人的にはもっとチームの勝利に貢献したかったですが、何事にも変えがたい貴重な8カ月だったと思います。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきたいと思います。最後に、清水で出会い、お世話になったチームメートや監督、スタッフ、温かく応援していただいたファン・サポーターの方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました」とコメントした。

岡崎は先月12日の鹿島アントラーズ戦(1●2)で負傷。静岡市内の病院で検査を受け、同21日に右ヒザ骨軟骨炎で全治まで約4週間を要する見込みと発表されていた。大熊清ゼネラルマネジャー(56)は「夏の移籍期間にも復帰オファーがあったが、その時はお断りした。(岡崎は)ユーティリティー性が高く、クラブに非常に良いものをもたらしてくれた。大きなケガの影響で、ピッチにすぐに戻れないこともあり、早めのレンタルバックとなった。難しい判断だったが、彼の今後の成長を願って決断した」と経緯を説明した。