J2ジュビロ磐田が新指揮官のもとで再始動した。クラブは2日、フベロ前監督(46)の退任と、鈴木政一監督(65)と服部年宏コーチ(47)の就任を発表。鈴木氏は4日のホーム京都戦に備え、試合会場の袋井市・エコパスタジアムで練習の指導を始めた。監督を務めるのは16年ぶり3度目。2002年(平14)にJ1制覇を成し遂げた手腕を発揮し、1年でのJ1復帰に向けてチームを再建する。
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会見での一問一答
-現状の改善点とは
鈴木氏 守備では数的不利でやられている。球際ではボールを奪いきらなければいけない。ポジション修正やゴール前でのマーキングもやっていきたい。
-ミーティングで選手に伝えたことは
鈴木氏 目標と改善点を共有して、1つ1つクリアしていこうと。プロは結果にこだわるのは当たり前。質の高いチーム作りを進めていこうと話をした。
-目指すサッカーとは
鈴木氏 守備でも自分たちから仕掛けて、ボールを奪いにいくイメージでやりたい。クリエーティブな部分もほしいし、プレーの判断や質も高めなければいけない。その中で個人の特徴を生かしてあげたい。
-具体的な目標は
鈴木氏 (あらゆる面で)改善することが基本。結果も含めて。状況は厳しいが、昇格のチャンスがなくなったわけではない。1つ1つ目の前の試合に勝つことを目指し、その中でいろんなことを改善したい。
-フベロ前監督のスタイルを踏襲するのか
鈴木氏 いいところは継続していきたい。選手の組み合わせでチームがどう変わるのかが楽しみ。