今季ホーム最終戦だったヴィッセル神戸は、5連敗で25日に再開されるACLに臨むことになった。

浦和レッズに敗れた試合後、場内でサポーターへ1年の感謝を示すためのセレモニーを実施。選手を代表し、主将のMFアンドレス・イニエスタ(36)がマイクの前に立った。

「難しいシーズンだったにもかかわらず、今までと変わらない応援をいただき、選手を代表して感謝を申し上げたい。このクラブに求められる結果を残せなかったことは、本当に申し訳ありません。ただシーズンの一部は終わったが、カタールで仲間と大きな結果を残せると信じて、優勝トロフィーを神戸に持ち帰ります。カタールでは心で、頭で、みなさんのことを考えながらプレーすることを誓います」

スーパースターがまさに選手宣誓のようなメッセージを残すと、サポーターからは温かい拍手が起きた。神戸は近日中にACLの開催地カタール・ドーハに旅立ち、25日から1次リーグの試合に臨む。今季最大の目標をアジアNO・1に掲げており、J1リーグ戦で低迷(9勝9分け15敗)した汚名返上の舞台がACLとなる。【横田和幸】