柏レイソルがFWオルンガの1発でサンフレッチェ広島に競り勝ち、4試合ぶりに勝ち点3を手にした。

既にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場は逃しているが、来年1月4日のルヴァン杯決勝に勢いを付けるためにも大事な一戦で、主将のMF大谷秀和(36)が11月21日のサガン鳥栖戦以来、6試合ぶりに試合復帰した。

雪が舞い、ピッチ状況も劣悪だったが、粘り強い守備で耐え、得意のカウンターで仕留める理想的な展開で白星をもぎとった。大谷は「初めて雪の試合を経験した」と苦笑し「ちょっとけががあって。最後の週に戻ってゲーム体力、試合感が戻れればと思っていた。その通りに戻ってこられたのは良かった」と振り返った。ネルシーニョ監督は「守備の部分では相手のストロングを消してうまくコントロールできていた」と守備面での手ごたえを口にした。