9月に開幕する女子プロ「WEリーグ」に参入する大宮アルディージャベントスが6日、オンラインで新体制発表会を行った。

INAC神戸からDF鮫島彩(33)やMF仲田歩夢(27)、日テレ・ベレーザからMF阪口夢穂(33)やDF有吉佐織(33)など、実績ある選手が加入した。鮫島は「現役のうちにプロリーグが発足するのは奇跡的なタイミング。想像以上にいろんな選手が動いたのもあるし、女子サッカー界が盛り上がるために新たなことに挑戦したい思いもあった。新たに立ち上げるチームに初年度からたずさわってみたい思いも強かった。同じく代表でも厳しい戦いを乗り越えてきた阪口、有吉の名前も聞いていたので、2人とこの年齢でまた同じチームでできるかもしれない、というのも大きかった」と、移籍を決断した理由を複数あげた。

阪口も「理由は1つじゃない」とした上で、「佐々木さんから熱いオファーをいただいて考える中、11年から素晴らしい夢をたくさん見させていただいたので、何か力になれたらと思って決めた」と、W杯優勝に導いた指揮官との再タッグに魅力を感じたことを明かした。