昨季のJ1&天皇杯王者の川崎フロンターレと、同2位のガンバ大阪が対戦する「FUJI XEROX SUPER CUP(富士ゼロックススーパーカップ)」の前日会見が19日、オンラインで行われた。例年は両チームの監督と主将が一堂に会して会見するが、コロナ禍でリモートでの実施となった。

頭一つ抜けた強さで昨季2冠を達成した川崎Fの鬼木達監督(46)は、「難しい記録かもしれないけど、昨年以上の記録を目指さないと超えていけない」と言い聞かせるように話した。昨季掲げた「1試合3点以上」を今年も目標に、攻守に積極的なサッカーを見せたいと話し、「選手には楽しんでほしいと思っている。自分たちのサッカーを楽しんでいる姿を、見ている人たちに楽しんでほしい」と、翌日の試合への展望を語った。

主将DF谷口彰悟(29)は「川崎フロンターレは、今年も日本サッカー界を引っ張っていこうという強い思いでやっている。今年も強いと思ってもらえるような、アグレッシブなゲームをお見せしたい」と自信をのぞかせた。