J2ジュビロ磐田は2-0でギラヴァンツ北九州を下し、今季2度目の4連勝を飾った。

守備陣もクラブタイ記録となる4試合連続無失点。複数失点が続いたリーグ序盤の課題は改善されてきている。

安定した要因は守備のやり方が整理され、チーム内で意思統一されているからだろう。積極的にボールを「奪う守備」と、リスクを冒しすぎない「耐える守備」の使い分けがスムーズにできている。前半39分のMF鈴木雄斗(27)が挙げた追加点の場面は「奪う守備」からだった。敵陣で一度ボールを失ったが、直後に奪い返し、2次攻撃でゴールにつなげた。

一方で後半は相手の攻撃を受ける時間も多かった。それでも、ブロックを形成し、ゴールを死守。DF大井健太郎(37)は「あえて相手に攻めさせている時間もあった」と明かした。後半は「耐える守備」からカウンターを繰り出し、追加点を狙う戦い方に変更。ゴールは奪えなかったが、無失点で逃げ切った。

鈴木政一監督(66)もチームの成長を感じている。「集中力を切らさず、いくつかの判断材料を持ってプレーできる選手が増えきた。また、ミスをした選手のカバリングもできている。そういうところが失点ゼロの大きな要因だと思う」。クラブ新記録の5試合連続無失点が懸かる次戦は5位ヴァンフォーレ甲府が相手。上位陣との対戦でこそ、真価が問われる。【神谷亮磨】