首位の川崎フロンターレは、中断明け初戦で大分トリニータに勝利した。

前半10分、DF山根のスルーパスにFWレアンドロ・ダミアンがダイレクトで合わせて先制。

その後は追加点が奪えず、後半は大分に押し込まれる時間帯もあったが、後半32分にFW遠野のヘディング弾で2-0とした。遠野は途中出場からわずか2分で結果を出した。

川崎Fは東京五輪による中断期間に、シーズン中としては異例の5日間のオフを挟んでいた。ウズベキスタンでのACLから帰国後も試合が続いていたため、疲労を取る狙いがあった。

鬼木監督は「2点目を早く取る、3点目を取りきるという課題はあるが、中断を挟んで気持ちの入ったゲームをしてくれた」と評価し、「この1試合をやれたのは大きい。心と体のリフレッシュにかなり(時間を)使ったので。もう一段コンディションを上げたら、もっといいサッカーができると思う」と自信につなげた。

先制点を決めたFWレアンドロ・ダミアンは、前半27分に負傷交代した。試合直後とあり、鬼木監督も詳しい状態は分からないというが、「筋肉系のトラブルということは間違いないと思う」と話した。FW小林も離脱中なだけに、続報が待たれる。