浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督(47)が1日、オンライン取材に対応した。チームは3日に、敵地で首位川崎フロンターレと戦う。川崎Fは優勝に王手をかけている。

ロドリゲス監督の一問一答は、以下の通り。

-柏戦では、MF関根がPK。珍しいと思ったが

ロドリゲス監督 江坂がこの試合のキッカーだった。ただ相手が江坂が情報を持っていると思った。ボールを持っていた関根も自信を持っていた。

-キッカーは監督が決めるのか

ロドリゲス監督 基本的には工藤コーチと決める。あの瞬間では、江坂でない方がいいねと話していた。

-川崎Fの印象は

ロドリゲス監督 1位にいるのは偶然ではない。いい印象を持っている。まだ1敗しかしていない。夏はけが人が出た中で、我々がカップ戦で先に駒を進めた。最近になって、取り戻してきた。いいサッカーをするチーム。挑戦者として、全てをかけて戦いたい。来季優勝するためにも、今、自分たちがどういうところの立ち位置にいるのか把握するためにも、大事な試合になる。お互いフルメンバーの中、全てをかけたい。

-第6節のリーグ戦では0-5と完敗

ロドリゲス監督 ここで戦えるということを見せたいと思う。勝ち点3を取る可能性を残しながら、プレーしたい。決定力など、見せたい。勝者のメンタリティーを持って、自分たちのサッカーをしないといけない。相手は次節・優勝を決める可能性もあるが、我々も勝ち点3を取って、3位に行ける可能性もある。神戸、名古屋より多くの勝ち点を取りたい。

-どんな攻防を予想

ロドリゲス監督 ビルドアップのところでプレスを掛けるところはある。両チームとも、ボールを保持し、ハイプレスを掛けるチーム。ボールをどちらが持てるか大事。試合が決まるのはペナルティーエリア内。パーフェクトゲームをしないといけない。

-残りの試合をどう見るか

ロドリゲス監督 この時期の試合は、より重要性が増す。最後まで3位を目指してリーグを戦っていきたい。

-川崎FはMF橘田、脇坂、旗手の中盤がいい。攻略方法は

ロドリゲス監督 どっちがボールを握るか大事になってくる。相手のいいプレーを出させないことが大事。川崎も高いレベルを取り戻している。全ての面で要求される試合。簡単ではないものの、このような試合でも結果を残すことをしないといけない。

-川崎Fの優勝セレモニーを阻止するために、何か考えていることは

ロドリゲス監督 全く考えていない。自分たちの成功を望んで、別の人の不幸は望んでいない。