Jリーグの村井満チェアマン(62)が1日、実行委員会後にオンラインで取材に応じ、早ければ4日にも試合中の応援旗とタオルマフラーの規制を緩和する見通しを明かした。Jリーグはこれまで、空中に飛散するウイルスを拡散する可能性があることを鑑み、独自基準で旗を左右に振ったりタオルマフラーを回す行為(掲げるのは可能)を自粛する項目に入れていた。だが、現在の感染状況を踏まえた上で、緩和の方針を固めた。4日の運営担当者会議で細かなルールなど詳細をつめ、緩和が決定されることになった。

村井チェアマンは「マスクを外す、声を出すことまでは現実的なタイムラインには乗っていないが、少しでも安心していただきながら楽しんでいただけるスタジアムづくりをしていこうと申し合わせた」と話した。また、政府の方針に合わせ、11月から収容人数は各スタジアムの上限50%となり、来賓者へのビュッフェ形式の飲食提供も感染対策をした上で可能になる。