ガンバ大阪は28日、今季の新主将にMF倉田秋(33)が、副主将にDF三浦弦太(26)とFW宇佐美貴史(29)が就任すると発表した。

期限付きで他クラブへの移籍もあった倉田だが、下部組織時代からG大阪を知り尽くす。13~17年まで副主将を務めており、今回は初めて主将としてチームを引っ張る。三浦は昨年まで主将を務め、今度は倉田のサポート役に回る。

この日、キャンプ地の沖縄からオンラインで取材に応じた倉田は「自分らしくやっていければいい」とマイペースを強調。29日に打ち上げるキャンプについては「例年にないくらい体は動けているし、チームは新しいことに取り組んで、片野坂さんのサッカーを染みこませている段階」と、前向きに話した。

今季就任した片野坂知宏監督(50)は、倉田を指名した理由について「アカデミー(下部組織)出身で長くプレーし、G大阪をよく分かっている。昨年、勝てない時に選手で自主的にミーティングをするとか、リーダーシップを発揮していたと聞いている。総合的に考えた上で」と説明した。