セレッソ大阪の17歳FW北野颯太が、プロ初得点を決めた。

3度目の正直のゴールだった。開始50秒に裏への抜け出しシュートを打つも、鹿島GK沖の好セーブに阻まれ、6分にも沖との1対1の好機も決めきれず。そして前半12分。左サイドからのボールを絶妙なトラップで相手DFをかわし、今度はネットを揺らした。

17歳6カ月17日での得点は、ルヴァン杯では史上4番目の若さとなる(最年少は久保建英の16歳9カ月10日)。クラブでは南野拓実(13年3月23日大分戦での18歳2カ月7日)を抜き、最年少記録となった。

北野は高校2年生。ユース所属で、2月に2種登録され、2月19日のJ1開幕戦となった横浜F・マリノス戦で途中出場しデビュー。2月23日のルヴァン杯・ガンバ大阪戦で初先発した。2月25日にプロ契約が発表され、26日の京都サンガ戦で途中出場し、プロデビューを飾っている。現在、チームの全公式戦に出場中。セレッソから、将来性豊かな人材がまた出てきた。