ガンバ大阪は敵地に乗り込み、J1では12年ぶりの京阪ダービーに臨んだ。

後半に同点に追いつき、激しい戦いの中で勝ち点1をつかんだ。片野坂知宏監督(50)との主な一問一答は次の通り。

-試合の総括を

片野坂監督 前節名古屋戦はホームでいい形で勝つことができ、その勢いを今日の京都戦でも保ち、チャレンジした。結果は1-1の引き分けで、勝ち点1になった。内容に関して、自分たちがチャレンジしていることを、選手は最後まであきらめずに戦ってくれた。お互いにエキサイティングな素晴らしい試合になった。

-反省点は

片野坂監督 前半の中で我々が先制点を取っていれば、また違う展開になっていたかもしれない。勝ち点3につながる試合ができたかもしれない。チャンスをしっかりと決め切って、先制点を取り、有利に試合を運べる状況を作れればよかった。ただ、先制されたが、後半にダワンの素晴らしいシュートで同点に追いつき、何とかもう1点というところでは、なかなか決定機は少なかったかもしれないが、全体的にはいい試合をしてくれたと思う。

-ダワンと斉藤のダブルボランチが何度もボールを奪っていた

片野坂監督 京都はハードワークしてくるチームで、セカンドボールや球際への反応も速く、それをマイボールにして攻撃の勢いをかけてくるチーム。そのセカンドボールのバトルは非常に大事だと選手には伝えていた。ダワンと斉藤がマイボールにしてくれ、戦ってくれて、前半は押し込むこともできた。彼らのよさが出た試合だった。