ガンバ大阪のGK一森純(30)が、神セーブ連発でチームの窮地を救った。ホーム札幌戦は0-0のドローで連敗を2で止めた。

前半終了間際、ガブリエル・シャビエルのPKを左に跳んで完璧セーブ。「相手のしぐさを観察し、ぎりぎりまで(動くのを)我慢した」。後半にも再三の決定機を防ぐなど、19本のシュートを浴びながら「0点に抑えられたのは、自信になる」と胸を張った。

大阪・泉佐野市生まれで宿敵C大阪の下部組織で育った。関学大やJ2岡山などを経て20年にG大阪移籍も、故障でトップでの公式戦出場は今季が初めて。東口のけがで巡ってきた好機をつかんでいる。公式戦4試合連続無得点と深刻な攻撃力不足が続くG大阪は、J1では5戦未勝利で13位と低迷。それでも新守護神は「(自分を起点に)これでもかというくらい、チャンスを作りたい」と反撃を誓った。

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