ガンバ大阪が、湘南ベルマーレに今季2戦2敗となって、15位に転落した。

前半43分、右サイドからのクロスを相手FW大橋に頭で決められ、先制を許した。後半13分にはFKでFW山見がクロスを供給。途中出場のFWパトリックが頭で合わせたが、ポストに嫌われてゴールはならず。同35分には相手が2度目の警告で退場処分となった。残り時間を数的有利で戦ったが、最後まで同点のゴールは遠かった。

片野坂知宏監督(51)は「前半、自分たちのやりたいサッカーができなかった。ゴール前に入る迫力を含めて物足りなさがあった。後半ギアを上げて得点をと思ったが難しかった」と振り返った。

湘南とは前節まで勝ち点差1。生き残りをかけた試合だったが、敗れたことでJ2との入れ替え戦に回る16位が目前となっている。

現在は14日間で5試合を消化するタイトな日程の中で4試合目。次は中2日で敵地に乗り込み、川崎フロンターレと対戦する。

指揮官は次戦に向けて「簡単ではないが、とにかく回復して勝てるゲームができるように、選手が走らなきゃいけないし、タフに戦ってくれないと勝てない。勝てるサイクルをなんとか作って臨みたい」と前を向いた。