鹿島アントラーズとコンサドーレ札幌は0-0の引き分けに終わった。

鹿島はFW鈴木優磨がベンチ外。エースのFW上田綺世がベルギーのセルクル・ブルージュへ移籍し、2トップはFWエヴェラウドと土居聖真でスタートした。2戦連発のエヴェラウドは今季初先発だったが、見せ場はつくれず後半11分に途中交代となった。

奮闘したのは守備陣。終始、札幌に主導権を握られ、シュートも浴びたがセンターバックのDF三竿健斗とキム・ミンテを中心に守り切り、チームとしても終盤に運動力を落とすことなく走り抜いた。敵地で勝ち点1を手にした。

バイラー監督は鈴木の欠場が体調不良だったことを明かし、「シーズン前半に得点を重ねていた2トップが不在で、得点力に困っています」と本音を明かした。

ただ、前節3失点した守備が無失点で終え引き分けに持ち込み「勝ち点1を取れたのはうれしく思う。エヴェラウドのいない残り30分、チャンスを多く作っていたので、悲観ばかりではない」と前を向いた。