セレッソ大阪は26日、J1リーグ中断明けの30日アビスパ福岡戦(ヨドコウ)に向けた大阪市内での練習を一般公開した。

今季残り12試合で現在5位につけ、首位横浜Fマリノスとは勝ち点10差、3位の川崎フロンターレ(残り14試合)とは同2差。

この日、取材対応したFW山田寛人(22)は、福岡戦に向けて「前回は、ふがいない試合だった」と、0-0の引き分けに終わった4月17日のアウェー戦を振り返りつつ「今のチームは、プレー強度が上がって、得点パターンが増えた」と自信を見せた。

16日の大阪ダービーで貴重な同点ゴールを決めた山田は、今季ここまで4得点。今後の目標として「何とか2桁得点を目指したい。期待されているのは分かっている」と、FWの中心として自覚を示す。

下部組織出身のプロ5年目は「(福岡の守備を)崩せないイメージはない。90分出場することを考えず、失速したらパワーのある、後ろ(サブ)の選手に、バトンタッチするつもりでやりたい」と、試合開始からフルパワーで臨む構えだ。

C大阪は5月下旬以降、公式戦10勝3分け1敗の快進撃を続けており、ルヴァン杯、天皇杯とも準々決勝に進出している。