名古屋グランパスの元日本代表FW永井謙佑(33)が、物議をかもしたゴールの“舞台裏”を明かした。

8日、次節ヴィッセル神戸戦(10日、アウェー)に向けた調整後に取材対応(オンライン)。

3日のアビスパ福岡戦、問題の場面は前半21分に起きた。

福岡に負傷者が出たため、名古屋の選手がいったん外にボールを出した。通常なら「紳士協定」で福岡側はスローインで名古屋にボールを戻して再開する。

だが、そのボールを福岡FWルキアンがそのままゴール前へパスし、MFジョルディ・クルークスがゴールを決めてしまった。

これには名古屋側が猛抗議。名古屋の長谷川監督と福岡の長谷部監督が話し合い、福岡は守備を“放棄”して名古屋側にお返しの「ゴール」を与える異例の展開になっていた。

それを決めたのが永井だった。

「最初は『パスを渡すから、オウンゴールにして』と言ったんですけど、アビスパ側から『それは嫌だ』と言われたんです。それで、僕がセンターサークルにいたので(得点を)決めることになった。(福岡)長谷部監督も『1点を返させるから』と言ってくれたので。僕としては、早く通常のゲームを再開したかったので、すぐに(決めた)」

永井は前半38分にも相馬のスルーパスから2点目。今度は正真正銘のゴールで、3-2の勝利に貢献した。

次節は17位に低迷する神戸との対戦。永井は「相手は死に物狂いで来る。まずは勝ち点3を持って帰れるようにハードワークをする」と気を引き締めた。