横浜F・マリノスがホームでアビスパ福岡を1-0で破り、首位をキープした。前半14分に持ち味のパスワークからFWアンデルソン・ロペス(28)が決めたゴールを守り切った。これで日産スタジアムでは破竹の10連勝。盤石の勝利で3季ぶりのリーグ制覇へまたひとつ前進した。
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流れるようなパスを狭いスペースへ通す、横浜らしい得点だった。右サイドのMF水沼から中央のMF西村へボールが送られると、ダイレクトでペナルティーエリア内のスペースへ。反応していたFWアンデルソン・ロペスが抜け出し、左足で決めた。殊勲のストライカーは「ずっと貢献したいと思っていた」と、力強く拳を突き上げた。
アンデルソン・ロペスは5月21日の敵地での福岡戦で1発退場。相手につばを吐いたとして公式戦6試合の出場停止処分を受けた。チームも敗れており、文字通りのリベンジを果たした。マスカット監督は「今日のパフォーマンスで(前戦での行為が)帳消しになることはない。ただ、切り替えてここまで素晴らしい姿勢を見せていた」とたたえた。
これで日産スで10連勝。ホームで複数得点ができなかったのは今季初めてだったが、この無類の強さが首位を走る要因の1つ。MF喜田主将は「苦しいときも、サポーターと走りきりたい」と後押しの力を口にする。福岡は陣形を5バックにし、CBを3人配置。それでも得意のパスワークで崩しきった。
前節から中2日という厳しい日程でも、メンバーを大きく変えることなく勝ちきった。2位の川崎Fとの勝ち点差はわずかに3。試合終了の笛が鳴るまでゴールを狙い続ける攻撃サッカーを貫き、3季ぶりのシャーレを掲げることだけに力を注ぐ。【岡崎悠利】



