J2首位のアルビレックス新潟は14日、アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦する。13日は聖籠町で最終調整を行った。チームの攻撃をけん引するMF伊藤涼太郎(24)は「100%の力を出し、絶対に勝ち点3を取りたい」と気合を入れる。

華麗なテクニックと強引さを併せ持つ超攻撃的ミッドフィルダー。3-0で勝利した前節10日のFC琉球戦は、1-0の後半30分にMF高木の追加点をお膳立てした。今季ここまで全35試合に出場して7ゴールを奪い、アシストはリーグトップタイの9を数える。「味方がいいパスをくれるし、ラストパスをしっかりと決めてくれる。これからもゴールへの意識を強く持ちながら、勝つための最善の選択をしていきたい」と話す。

対戦する14位甲府はリーグ戦は6試合未勝利(4分け2敗)と苦しむが、天皇杯では準決勝に駒を進めている難敵だ。伊藤は「簡単には勝たせてくれない相手だが、攻守においてクオリティーで上回りたい」と力強く言った。