セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョン(35)がベンチから外れ、J1連続試合先発記録は歴代5位の198試合でストップした。あと1試合で歴代4位、あと2試合で歴代3位の記録に並んでいた。
先発を外れたのは17年3月18日サガン鳥栖戦(金鳥スタ)以来で、その後は前節浦和レッズ戦(埼玉ス)まで198試合連続で先発してきた。
歴代記録は次の通り。
(1)244試合=GK曽ケ端準(鹿島)
(2)216試合=GK土肥洋一(東京)
(3)200試合=GK西川周作(浦和)
(4)199試合=DF中沢佑二(横浜)
(5)198試合=GKキム・ジンヒョン(C大阪)
キム・ジンヒョンは今年5月6日の磐田戦で先発しながら、後半終了間際に脳振とうの疑いで交代。J1連続試合フルタイム出場記録が、アクシデントによって歴代3位の181試合で止まっていた。それでも次の試合から先発を務め、28試合に出場してきた。
今季3度目の3連勝を狙うC大阪は、前節浦和戦から中2日の強行日程という理由もあり、先発8人変更というメンバー起用になった。
キム・ジンヒョンのベンチ外の理由は不明ながら、21、25日に浦和とのルヴァン杯準決勝2連戦が控えており、小菊監督は前日の取材対応で「ルヴァン杯2連戦のことも考えながら、私自身、マネジメントして勝てるようにしたい」と、一定数のターンオーバーを示唆していた。
代役のGK清水圭介(33)は今季2試合目、J1通算12試合目の出場になる。J1での先発は大分トリニータに所属した13年12月7日磐田戦(ヤマハ)以来になる。
ボランチで先発する喜田は故障から回復し、今季初出場になる。先発は昨年11月3日徳島ヴォルティス戦以来、出場は同7日柏レイソル戦以来で約10カ月ぶりになる。