ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFイニエスタ(38)が「バルサに戻りたい」と引退後の希望を口にした。

18年のバルセロナ退団後、日本でプレーするイニエスタがイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューに答えた。同紙がそのもようを10日に伝えた。

その際、イニエスタは将来のプランについて、「あと1年日本で続けて、その後に考えるけど、バルサに戻りたいと思っている。あそこは僕の家だからね。でも監督、スポーツディレクターなど、どんな役職かはまだ分からない。いずれにしても、まずは練習に励む必要があるし、今のところ自分をまだ選手だと見ている。かつてあるクラブに所属し、そこで大いに貢献した選手が、引退後もそれを続けられると思うと嬉しいよね。でもそのためにはそれに相応しい条件を満たす必要がある。“何もしないけど復帰させてほしい”なんて言うことはできないからね」と古巣復帰の希望を明かした。

また、イニエスタは欧州チャンピオンズリーグ(CL)で2連敗を喫しているバルセロナの現状にも言及。もし敗れた場合、2季連続1次リーグ敗退の可能性が高まる次節インテル・ミラノ戦について、「バルサが大会で生き残るためには勝利が不可欠だ。本当に重要な試合だよ。でもインテルは素晴らしいチームなので、バルサにとって難しいものになるだろう。僕はバルサが主導権を握り、インテルは理論的に引き分けでも問題ないので、自分たちのチャンスを狙うと予想するよ。欧州CLは些細なことが勝敗を分ける大会であり、もしミスをすれば代償を払うことになる。でもバルサには巻き返す大きなチャンスがあるし、彼らが成功を収めることを願っている」と期待を寄せた。

最近報じられていたパリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWメッシのバルサ復帰の可能性については「遠目には難しい状況だと思う。でもサッカーでは何が起こるか全く分からない」と見解を示していた。(高橋智行通信員)