J2ベガルタ仙台は24日、伊藤彰監督(50)が来季も続投するとを発表した。同監督は今季途中で解任された原崎政人監督(48)の後任として9月に就任し、リーグ戦残り8試合の指揮を執った。就任後の成績は2勝2分け4敗で、J1参入プレーオフ圏内の6位を勝ち点1差で逃し、最終順位は7位。監督交代も議論され、甲府で天皇杯優勝を果たした吉田達磨監督(48)も来季監督候補に挙がっていたが、続投が決まった。

伊藤監督はクラブを通じ「1年でのJ1復帰という大きな目標に向け、シーズン途中で就任し、皆様と共に戦ってまいりましたが、最終節で勝ち点1の差でプレーオフ進出を逃し、目標を果たすことができず、非常に悔しく思っております。前半戦には昇格争いを演じながらも、秋以降に崩れてしまった精神的弱さを来季は払拭し、今回味わった悔しさを原動力にクラブ、ファン、サポーター、スポンサーのみなさまと2023シーズンのJ2優勝というただひとつの目的に向かって、共に戦ってまいりたいと思います」とコメントした。