2大会ぶり5回目出場のノースアジア大明桜(秋田)が、初出場の飯塚(福岡)に0-1で惜敗。前身の秋田経法大付時代から挑んできた念願の全国初勝利を挙げることはできなかった。

2年連続となった秋田-福岡対決に敗れた。昨年度は秋田商-東福岡が対戦し、東福岡がこの日と同じ0-1のスコアで制した。その秋田商、東福岡に県大会決勝で勝ち、全国に駒を進めたのが両チーム。どちらが勝っても全国初勝利だった。試合は前半38分に飯塚が先制。追いかける展開となった明桜は再三カウンターでゴールを狙ったが、県大会無失点の飯塚のゴールを脅かすまではいかなかった。

原美彦監督は「(0-1という結果に)接戦は想定していたが、最後のゴール前の質がものをいった。もっとゴール前の精度を上げていかないといけない」と課題を挙げ、佐藤拓海主将(3年)は「今日はカウンターを狙っていました。原監督からも試合が終わるまで何があるかわからないと言われていたので、あきらめずにやり続けたが、1点が遠かった」と振り返った。

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