Jリーグは1日、リーグ戦が始まった93年5月15日から30周年を迎える今季の登録選手を発表した。60クラブに拡大し、登録人数は史上最多の1858人となった。

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◆最年長 J1は札幌MF小野伸二で43歳4カ月5日。リーグ戦でゴールを決めれば、ジーコ(鹿島)の41歳3カ月12日のJ1最年長得点記録を更新する。J2は水戸GK本間幸司で45歳9カ月5日。J3は今季Jリーグに参入するFC大阪のDF村木伸二で49歳6カ月0日。8月で50歳になるが、カズ(三浦知良)に次いでJリーグ史上2人目の50歳以上での出場なるか。

◆最年少 Jリーグ全体の最年少はJ2長崎のFW宮崎陽で16歳3カ月3日。下部組織に所属しながら公式戦に出場できる2種登録選手で、06年10月29日生まれ。24年パリ五輪世代となる01年以降に生まれた選手は337人が登録された。

◆外国籍選手 173人が登録され、そのうち半数以上の90人がブラジル国籍選手。そのサッカー王国に次いで多いのが韓国籍選手で27人。最も多かった14年の59人から減少傾向となっている。スペインが9人、ナイジェリアが6人で続き、J1G大阪に加入したMFネタ・ラヴィは初のイスラエル国籍選手となった。

◆クラブ別登録人数 2季ぶりにJ1に復帰した横浜FCがクラブ別最多39人。新加入選手が17人とメンバーが大幅に入れ替わった。一方、最少はJリーグ初参戦のJ3奈良で25人。

◆最長身 J2町田のGKストイシッチが202センチで最長身。次いでJ2金沢のGK中野小次郎で200センチ。フィールドプレーヤーではJ2清水に新卒加入したFW森重陽介(日大藤沢)が最も高く、198センチ。

(人数、年齢は1日現在)