J1アビスパ福岡は14日、福岡市内で練習し、ヴィッセル神戸との18日開幕戦(ノエスタ)へ調整した。
FC東京から新加入のMF紺野和也(25)が取材対応。ドリブラーとしてのプレースタイルから、東京時代は「東京のメッシ」と呼ばれ、“福岡のメッシ”になった男は、神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)に挑戦状をたたきつけた。
この日は、6×6のゲーム形式練習や、3人でゴール前を崩してシュートする練習などをこなして、取材へ。神戸戦に向けては、中盤の攻防を勝敗のカギに掲げ「特にイニエスタは技術が高い。自由に持たせると危ない」と警戒。対イニエスタについて「インサイドハーフで出ると思う。しっかり中を閉じて(ボールを)出させないことが大事なこと。外に追い込み、取りに行く意識をしないといけない」と意気込んだ。
161センチ、58キロと小柄だが、重心が低く簡単には倒れないのが強み。切れ味鋭いドリブルが魅力で、高校時代からアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いにされてきた。
福岡は昨季リーグ戦で、対神戸は1分け1敗。紺野の加入で、神戸戦は2トップで先発濃厚なFWルキアンは「紺野とはコミュニケーションを取り、ポジショニングやコンビネーションの細かい話をしている。素晴らしい選手が入ってきて、多くの得点や勝利ができると思う」と期待した。
福岡は昨季、開幕5戦目で初勝利と、前半戦を12位で折り返し、終盤にも失速して、残留争いに巻き込まれた。チームは、J1ワースト得点で苦しんだだけに、紺野の「ゴールとアシストが(計)10できればと思う」という目標は頼もしい限りだ。
神戸戦は、右サイドハーフで先発濃厚な天性の小柄なドリブラーが、新天地で攻撃の起爆剤になるかが注目される。【菊川光一】



