セレッソ大阪小菊昭雄監督(47)は15日、大阪市内で行われた一般公開の練習後に、多くの選手がアクシデントで離脱している状況を明かした。
14、15日の公開練習に両日とも姿を見せなかったのは、GKキム・ジンヒョン(35)、MF上門(うえじょう)知樹(25)、FW加藤陸次樹(むつき、25)、FW藤尾翔太(21)の4選手。
小菊監督は「コンディション不良で練習ができていない状況。残念だが、昨年から誰が出てもチームの規律をまっとうする、そういう準備はしてきた。全員で乗り切りたい」と説明した。
この離脱者の中には、18日のアルビレックス新潟との開幕戦(ヨドコウ)に向けて、復帰できる可能性がある選手がいるものの、一定期間離脱する選手がいるという。既に主将MF清武弘嗣(33)が、左太もも裏の負傷で長期離脱が明らかになったばかり。
主力5人が一気に抜け、これによってコンディションを上げている段階のMF香川真司(33)の出場か否かに影響するか、という問いに、指揮官は否定した上で、あくまで「彼のパフォーマンス、コンディションがどうなのか」と、別問題だという認識を示した。