浦和レッズが横浜F・マリノスに敗れ、開幕戦から2戦連続で完封負けを喫した。試合後、敵地に集まったゴール裏の浦和のサポーターたちはブーイングするも、すぐに「浦和レッズ!」と連呼し、選手たちを鼓舞した。

序盤から横浜の早いプレスに苦戦。右サイドバックのDF酒井宏樹(32)が敵陣に果敢に攻め込むも、攻撃の連携がなかなかつながらず苦しんだ。前半18分に横浜のパスワークに崩され、FWアンデルソン・ロペスに先制点を献上。1点ビハインドで前半を折り返した。

後半開始とともに1トップのFWブライアン・リンセン(32)に代わり、FW興梠慎三(36)を投入。じょじょにチャンスも増え始めた。後半12分、興梠から酒井につなぎ、最後は中央でMF小泉佳穂(26)がミドルシュート。しかし、惜しくもサイドネットに飛び得点はならず。あと1歩のところで、今季初ゴールは生まれなかった。後半44分には途中出場のFWヤン・マテウスにダメ押しの2点目を許した。

浦和は18日の開幕戦でFC東京に0-2で敗戦。開幕から連敗となった。ホームの浦和駒場スタジアムで迎える次節セレッソ大阪戦で、なんとしても勝利をつかみたい。