ベガルタ仙台が清水エスパルスとドロー。MF郷家友太(23)が2試合連続ゴールを決めて勝ち点「1」をもたらしたが、今季初連勝はお預けとなった。

今季初の水曜開催で、8日のアウェー甲府戦から中3日で迎えた一戦は、前節と同じ先発メンバーで臨んだ。前半はMF乾貴士(34)を中心とした清水の攻撃を粘り強い守備でしのいだが同45分、白崎凌兵(29)に先制ゴールを許した。

後半も押し込まれる時間帯が続いたが、同33分だった。DF内田裕斗(27)が左サイドを駆け上がり、左足でグラウンダーのクロスを供給。郷家が右足で合わせて同点ゴール。「ニアに誰かが入ってくるの見えたので、マイナスに空いたスペースに自分が入った。ディフェンスがニアをスライディングで消してきたのが見えたので、足を開いてファーに流し込みました」と振り返った。

次節は16日、ホームに岡山を迎える。サポーターの声援を力に変えて勝利をつかみたい。郷家は「3連戦の最後になりますけど、今のところ負けてはいないので、最後勝って3連戦を終えたい」と意気込んだ。