小菊セレッソにとっては、今後を占う一番になりそうだ。2勝2分け3敗の12位C大阪は、15日にアウェーFC東京戦を迎える。
14日にオンラインで取材対応した小菊昭雄監督(47)は「内容と結果にこだわって戦う」と必勝を誓った。
2勝3分け2敗の8位東京とは、勝ち点1差。ただC大阪にとっては、東京は苦手な相手の1つ。19年5月の勝利を最後に、7試合未勝利(2分け5敗)が続く。昨年10月12日のアウェー戦は0-4と大敗している。
しかもC大阪は、5日のルヴァン杯京都戦で4失点、9日のリーグ札幌戦で3失点し、公式戦は現在2連敗中と流れが悪い。
12日の公開練習後、取材に応じたFW加藤陸次樹(むつき、25)は「東京戦は間違いなく、重要な一戦」とし、「全員で勝つことに1点集中したい。エンジンをかけていかないといけない。優勝争いがしたい。その意味で勝ち点は落とせない。まだ、望みはある」と前向きにコメントした。
センターバックのDF鳥海晃司(27)はこの日、「(大量失点したこの2試合を)教訓に、球際のところも修正した。全員で意思疎通した」と立て直しを誓う。
システムは堅守速攻だった昨年の4-4-2から、今年は4-3-3に変更。自分たちでボールを支配し、主導権を握るサッカーを目指しており、まだ試行錯誤が続く。
「もちろん、生みの苦しみがあるのも理解している」と小菊監督。決して弱気にならず、挑戦を続けることを強調した。この4日間の練習で、選手の前向きな姿勢を強く感じたという。
「私自身は06年から(コーチなどで)トップチームにかかわり、毎年いろんなチームや状況を見てきた。振り返っても、このチームの向上心や、全員でチームをよくしていきたいという雰囲気は歴代でも1、2位を争う。私自身、改めてチームを強くしたい、勝たせてあげたいと思った」
3トップは、2試合連続2得点中のFWレオ・セアラ(28)を軸に、FWカピシャーバ(26)の先発が有力視される。もう1人はけがから復帰のめどが立ったDF毎熊晟矢(25)か。
昨年は5月中旬から、公式戦12勝6分け1敗の快進撃が始まった。リーグ5位、ルヴァン杯準優勝、天皇杯ベスト8の結果を収めたC大阪が、どう反撃を始めるか注目だ。



