J1アビスパ福岡は31日、福岡市内で練習し、9月3日リーグFC東京戦(味スタ)へ備えた。
ルヴァン杯準々決勝(9月6、10日)のホーム&アウーを含め同一チームと異例の3連戦とあり、ボランチで攻守の要のMF前寛之(28)は「同じチームとの3連戦で、1つ目が大事」と話し、初戦の必勝を誓った。
前回東京とのリーグ戦は1-0で勝利している。だが、現在は違う印象で、前は「監督が代わって、まとまりがあるチームに変わった。やりづらいと思う」。古巣戦となるMF紺野和也(26)も「監督が代わり、強度や戦う姿勢が変わった。前回と全然違う。今までのイメージで入るのはいけない」と話し、6月から指揮を執るピーター・クラモスキー監督によって生まれ変わった相手を警戒した。
一方で、福岡は30日にクラブ初の天皇杯4強入りを決め上昇気配。久々の3バックも功を奏して、直近リーグ2戦2敗の負の流れを断ち切った。その勢いのまま、前は「攻守の連動のスピードや激しさ、まとまりで上回りたい」とし、精度が増した堅守速攻を勝敗のカギととらえた。
そのキーマンとなりそうなのが、ダブルボランチの前と、元日本代表MF井手口陽介(27)だ。ここに来て、前が「守備範囲の広さや、強度で他の選手とひとつ抜けていて、すごさがある。Jリーグの中でトップクラス」という相棒とのコンビネーションがかみ合ってきた。
26日リーグ京都サンガ戦で負傷交代したFWルキアンの状態は気ががりだ。だが、やることは変わらない。重要なカップ戦の佳境やリーグ戦終盤へ、一丸で切り替えの速い高速カウンターで勝機を見いだす。



