清水エスパルスは3-0で山形に完勝した。前半にMF岸本武流(26)の今季リーグ戦初得点などで3-0。後半はリードを守り切り、3試合ぶりの白星を挙げて12戦負けなしとなった。
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清水が前半の45分間だけで勝負を決めた。同15分、パスワークで左サイドを崩し、クロスをFWチアゴ・サンタナ(30)が左足ダイレクトで先制点。エースの3試合ぶり今季9号で勢いづくと、同30分には岸本の今季リーグ戦初ゴールでリードを広げた。同45分には右FKからDF高橋祐治(30)がダイビングヘッド。J2通算100試合目の節目で待望の移籍後初ゴールを挙げ、「やっと取れました」と満面の笑みを見せた。
司令塔の復帰が大きかった。累積警告で2試合出場停止だったMF乾貴士(35)が3試合ぶりの復帰。中盤で積極的にボールを受けながら攻撃のテンポを作った。先制点の場面では敵陣の左サイドで起点を作り、チーム2点目は絶妙なスルーパスで演出。岸本も「(乾)貴士君が優しいボールを出してくれたので決めるだけだった」とお膳立てに感謝した。
今季初の2位浮上は逃したものの、チームは12戦負けなし。今季も残り8試合で、指揮官は「もう1段階、2段階ギアを上げる勝ち方ができた。我々はチャンピオンになることをあきらめていない」と言い切った。実りの秋へ。清水が上位2チームの背中を追い続けていく。【神谷亮磨】



