今季限りで現役を引退する北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(44)が2日、翌日の最終節ホーム浦和レッズ戦(札幌ドーム)に向けて会場での前日練習に参加した。セットプレー練習では主力組に入って最終調整し、先発が予想される。リーグ戦では今季初のベンチ入りとなり、出場は昨年5月22日柏レイソル戦以来。先発すればJ2時代の16年2月28日開幕節東京ヴェルディ戦以来、J1では清水エスパルス時代の12年7月28日横浜F・マリノス戦以来11シーズンぶりとなる。「少しでも長くピッチの上に立てるように努力していきたい」と意気込んだ。

44歳の誕生日だった9月27日に現役引退を表明。10月6日から全体練習に合流し、準備を整えてきた。痛みを抱える左足首ほか、体の状態について「今のところ痛みも和らいでいる。コンディションはそれなりにいいんじゃないですか」と話した。

相手は98年にプロ生活をスタートした古巣の浦和。試合は全国放送で中継され、天才と呼ばれた男の最後の勇姿が日本中に届く。札幌ドームにはコロナ禍以降では初の3万人超の来場が見込まれている。「超満員の中でプレーができることに感謝して、そういう感謝のもとに試合を楽しませて、最後勝って終わることを。みんなで全力で勝ち点3を取りに行きたいなと思っています」と思い描いていた。