神村学園(鹿児島)がU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)インドネシア大会の日本代表MF名和田我空(2年)の得点などで神戸弘陵(兵庫)を下し、準々決勝に進出した。

1-1で迎えた後半31分、右CKの流れから、名和田が決勝点を決めた。「いいところにこぼれてきた」という相手GKがはじいたボールを拾い、シュートを打つと見せかけたフェイントで、スライディングしてきた守備を1人かわした。そして、瞬時に左足を振り抜き「相手が見えていました。入ったと思った」と豪快にゴール右に突き刺した。

4日準々決勝は近江(滋賀)戦。名和田は「次も苦しいゲームになると思うが、しっかり勝ちきって、去年(4強)を超えたい」と意気込んだ。