ダブル祈願で飛躍期す-。J1アビスパ福岡は14日、太宰府天満宮(福岡・太宰府市)で祈願した。参拝は「勝負の神」とされる筥崎宮(はこざきぐう、福岡市)に続き今年2回目。

長谷部茂利監督(52)が2年連続の「勝運上昇祈願祭」に臨み、開幕ダッシュに意欲を見せた。

参拝や、昨年1月に植樹して満開の白い花を咲かせた梅の花を観賞して「今年も勝運をいただいた。昨年に近い成績が出せるように努力して行きたい。勝運にあやかって、勝ち点を積み上げて行きたい」と引き締めた。

昨年、梅の木を植樹するにあたり、長谷部監督は「白い梅が咲くように、いい大きさで自分たちの花も咲くようにしたい」と願った。そして、その成長に導かれるように、ルヴァン杯優勝でクラブ史上初タイトルを獲得し、天皇杯も初4強入り。リーグ戦もJ1初の7位と記録づくしの1年となった。

祈願は「学問の神」とされ、毎年、多くの受験生など約1000万人の参拝客がある太宰府天満宮からの誘いで実現してきたという。全国屈指のパワースポットで運気も向上させた。