北海道コンサドーレ札幌は2日アウェー・サガン鳥栖戦(駅スタ)に臨む。1日、熊本・大津町内で前日練習を行った。MF青木亮太(27)の今季初先発が予想される。ミニゲームでは主力組で調整。「いい連係の形を出したい。練習でも出ているので」と、今季初勝利を目指して仕掛ける。

2月24日アビスパ福岡との開幕戦(0-0)では2年連続で開幕スタメンを逃し、後半15分から出場した。1月の沖縄キャンプ中に左膝痛で離脱した影響もあった。翌25日の福岡大との練習試合では61分間プレーし、ゴールを決めた。実戦調整を進め、状態を高めて鳥栖戦を迎える。「運動量は相手の良さ。そういう良さを消せるように、変なミスをなるべくなくして」と思い描く。

鳥栖とは直近7戦未勝利(4分け3敗)。20年以来4年ぶりの白星を狙う。チームは現時点では8日に熊本での練習を打ち上げて9日から札幌を拠点に戻す予定。1月16日に沖縄からスタートしたキャンプ生活。「シーズンの始まりはなかなか毎年勝てているイメージがないので、熊本から札幌に帰る前に勝って終われたらいいな」。ドロー発進だったアウェー開幕2連戦で、勝ち点3を積み上げたい。【保坂果那】