アビスパ福岡は、FW紺野和也が挙げた虎の子の1点を守り抜き、横浜F・マリノスを下した。

後半6分、左からのグラウンダーの折り返しを紺野が左足シュート。横浜DFエドゥアルドの体に当たってコースが変わり、ゴール左隅に決まった。

その後は防戦一方となったが、全選手が体を張って最後までゴールを許さなかった。

長谷部監督は「いい守備からいい攻撃とはならなかったが、粘り強くよく戦った。強いチームを相手にゼロで抑えたのは評価したい。(紺野の)シュートが素晴らしかった」と喜んだ。

この勝ち点3は96年の初対戦以降、横浜のアウェー戦での初勝利。歴史的な1勝に指揮官は「うれしいです。これまでアビスパを応援してくれたファン、スポンサーにいい報告ができます」と笑顔で話した。