北海道コンサドーレ札幌は今季J1に初昇格した町田ゼルビアに敗れ、3連敗を喫した。開幕から4戦未勝利(1分け3敗)の勝ち点1で20位に転落した。J1最下位は18年に就任して7年目のペトロビッチ監督(66)体制では初。クラブとしては18チーム中18位でJ2降格が決まった12年以来12年ぶり。

前半は0-0で折り返したが、後半8分、21分に連続失点し、2点を追う展開。直後の同22分に投入された名古屋高から加入のルーキーMF原康介(18)が同39分にプロ初ゴールを決めて点差を縮めたが、追いつけなかった。原の18歳7カ月13日でのJ1ゴールは、02年4月20日鹿島アントラーズ戦でのFW新居辰基の18歳3カ月29日での得点に次ぐクラブ歴代2位での若さ。

試合後ペトロビッチ監督は「まだまだ試合の数は十分残っている。決して下を向く必要はないし、慌てる必要はないと思っている」と話していた。