鹿島アントラーズがFW鈴木優磨(27)のPK弾でジュビロ磐田を1-0で下し、今季初の連勝となった。鹿島は日本代表を負傷で辞退したMF佐野海舟がベンチ外。MF柴崎岳も負傷離脱中で、ボランチにMF土居聖真が入り、持ち味の縦パスや浮き球パスで好機をつくった。

鹿島は前半33分、左コーナーキックからDF関川郁万(23)がファーでヘディングシュートを放った。そのボールがペナルティーエリア内の磐田DF松原后(27)の手にあたり、ハンドの反則で鹿島がPKを獲得。キッカーの鈴木がど真ん中に蹴り込み、先制した。 互いにゴールに迫るアグレッシブな試合になったが、鹿島のDF植田直通、関川のセンターバックコンビが強さを発揮し、1-0で競り勝った。90年代後半は互いにタイトルを争ったライバル同士の対決は、鹿島に軍配が上がった。磐田は3連敗。

【J1】首位町田-鳥栖、広島-G大阪、鹿島-磐田/スコア速報