清水エスパルスは3試合連続無失点で勝ち点1を積み上げた。1-0で勝利した前節京都サンガFC戦から先発5人を変更。フレッシュなメンバーで臨んだ前半は決定機も作った。同13分、今季初先発のMF小塚和季(31)が右足ミドルでゴールに迫った。同38分には自陣からロングカウンターを発動。最後はDF山原怜音(26)が右足で狙うも、相手DFにブロックされた。

後半は相手に押し込まれ、ピンチの数も多かった。それでも、最後は体を張った守備でゴールを死守。再三の好セーブを見せたGK梅田透吾(25)は「最低限負けないことはいいことだと思う。守備は最後まで集中してやることができた」とうなずいた。

ただ、秋葉忠宏監督(49)は満足していない。守備が安定してきた直近の戦いぶりを評価しながらも、「1点を守るフットボールは望んでいない」と強調した。攻撃陣は2-0で勝利した7月の横浜FC戦以降複数得点がない。指揮官が目指す、攻守でアグレッシブな戦いは鳴りをひそめている。同監督は「(失点)ゼロは続いているけれど、歯がゆい試合になっている。ジレンマを感じる」と素直な気持ちを明かした。

とはいえ、5戦負けなし(2勝3分け)と粘り強さを発揮し、勝ち点は「40」に到達した。次戦も難敵のヴィッセル神戸が相手。指揮官は「選手と話し合いながら、我々の超攻撃的スタイルで戦っていきたい」と話した。【神谷亮磨】