京都サンガF.C.がFC町田ゼルビアと引き分け、勝ち点1を手にした。

この試合ではリーグでプロ初先発したMF中野瑠馬(22)が躍動感のあるプレーで京都の攻撃をけん引した。

推進力のあるドリブルで運び、高い技術で相手の逆を取るなど存在感。前半27分には強烈なロングシュートで町田ゴールを脅かし、持ち味を堂々と披露した。

曺貴裁監督は会見で「1人名前を挙げるとしたら」と中野の名前を出して絶賛。「前への推進力と運動量が落ちない。非常に小さいけど、非常に頼もしかった」と評価し、169センチのアタッカーは子どもたちの目標になる存在だと褒めちぎった。

後半40分までプレーした中野は、指揮官の言葉通り走り続けた。「身長が小さいので、町田さんみたいなチームとはミスマッチという部分もある。ロングボールが多い中で運動量で上回るしかなかった」という言葉通り、スペースを埋める動きで攻撃につなげた。

それでもJ1で自身最長となる85分間プレーしたことで感じたのは、課題の多さだったという。「自分が(点を)取るチャンスもあったし、ゴールにもっと直結できるようなプレーで違いを見せられるようにならないといけない。最後のクオリティーを上げないといけないと感じた」。十分にインパクトを与えた22歳は、学びを糧にここから成長速度を上げていく。