パパやったよ! 後半20分、モンテディオ山形FWディサロ燦シルヴァーノ(29)が均衡を破る、今季11得点目を挙げた。
熊本のパスミスからボール奪うと、センターサークルからMF土居聖真(33)が、ゴール前へ長いパス。抜け出したディサロは相手GKとの1対1に。「ファーと見せかけて、ニアに流し込めました」と2戦連発。冷静な判断で逆をつき、ゴール左下に決めた。
4日前には第1子となる長男が誕生。「世界一かわいいです」とメロメロ。この日は「必ずとってくる」と夫人と約束をかわし、試合に臨んでいた。ゴール後には親指をくわえる“赤ちゃんポーズ″をし、土居らと“ゆりかごダンス″も披露した。「有言実行じゃないですけど(家族に)ささげるゴールです」と笑顔で振り返った。
山形はホーム5連勝がかかっていたが、結果は1-1の痛み分け。「決定機が多かった中で1点しか取れなかったのは攻撃陣の責任です」と話すも、下は向いていない。再三のピンチを粘り強く守った。「失点してもおかしくない状況の中で、勝ち点1を積み重ねることができたと捉えることもできると思います」と前を向いた。
次節は大宮を迎え撃つ。「次は勝って、この勝ち点1を意味あるものにしたいです」と力を込めた。山形のストライカーであり、家族の大黒柱にもなったディサロ。「いつか息子が僕の映像を見て、誇らしく思ったり、まねしたくなるような父親になりたいです」。かっこいい男で在り続ける。【木村有優】



