横浜F・マリノスは28日、西野努スポーティングダイレクター(SD=54)が今季限りで契約満了となり、来季の契約は更新しないと発表した。

西野SDは昨季途中に浦和レッズのテクニカルダイレクターを退任。シティーフットボールグループ(CFG)を経て今季から横浜のSDに就任した。しかし登用したスティーブ・ホーランド監督の守備的な戦術がチーム低迷のトリガーとなり、一時は最下位をさまよった。

4月にホーランド監督を電撃解任し、キスノーボ・ヘッドコーチを監督に昇格させたが立て直せず、シーズン3人目となる大島秀夫監督となってから徐々にチームは安定。今季リーグ残り3試合で残留圏内ギリギリの17位をキープ。18位の横浜FCとは勝ち点5差と広がり、名門クラブ初のJ2降格という危機は免れそうな情勢となっている。

わずか1シーズンでの退任となる西野SDは、クラブを通じて「シーズン中のため、コメントや総括はシーズン終了後にあらためてお伝えさせていただきます。ホームゲーム1試合を含め、残り3試合、まだ何も終わっていません。全力を尽くし、チームとともに最後まで戦い抜きます。クラブを支えてくださる皆さまの熱いご声援が、選手たちにとって大きな力となります。どうか引き続き、熱いご声援でチームへの後押しをお願いいたします」と声明を出している。