ヴィッセル神戸の元日本代表GK権田修一(36)が30日、神戸市内で行われたトークイベントに参加し、集まったファンと交流した。

神戸に加入して1カ月あまりの権田は「まだヴィッセルで何もしていない状況で集まってくれるのかなと思っていた。(会場の)1列目ぐらいまでかなと(笑い)」と不安を感じていたというが、この日は274人のファンが参加。大きな拍手を受けて登場し、軽快なトークで会場を盛り上げた。

質問コーナーでプロ選手になるためにどんな練習が良いかと問われた際には、前日にクラブ事業で小学校訪問をしたFW大迫勇也の言葉も使って回答。「サコが言っていた『質より量』に僕も全く同意。今はYouTubeなどで『こういうのがいいよ』って、いろんなトレーニング情報や勉強法が出てくると思うけど、それを見つけた人は、まず量をやった結果としてそこにたどり着いている。たくさんやるっていうのはまず絶対大事。あとは本当に楽しくやること」と伝えた。

選手登録期間の関係で、今季出場できるのはACLEのみとなるが、それによる特別調整は一切していないという。「リーグ戦には出られないけど、リーグ戦に向けて準備をするというのを決めている」と明かし、前川黛也ら他のGK陣と全て同じスケジュールで動き、リーグ戦に出場できるまでのコンディションづくりを続けている。「楽しくやる」は自身でも実践。「うまくなれるから、今でも練習が大好き」と、楽しんで学び続けることの重要性を語った。

神戸で成し遂げたいことという質問には「まずはしっかり結果を残すこと。このクラブは本気でアジアで勝ちたいと思っている。それが自分の中で(加入の)大きな要因だったので、ACLEでチャンピオンになること」とアジア制覇を宣言。続けて「サッカーはW杯の時は盛り上がるけど、今はやっぱり阪神(タイガース)や大谷(翔平)くん。もっとヴィッセル神戸が関西中で応援されるクラブになれる手伝いを何かできればいい」と話し、神戸を盛り上げることへの貢献を約束した。