日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(49)は20日、都内でより良いサッカー環境について考える「JFAみらい会議!」に出席した。

同イベントは、社会課題の解決を通じて未来を担う子どもたちにより良いサッカー環境を議論する場。宮本会長は「サッカーには、人々の心を動かし、その行動を変え、社会を前に進める力があるとも思っています。年齢であったり、国籍であったり、立場を超えて、人と人をつなぐそういった力がある」とその価値について訴えた。

またリスペクトの思いを持つことの重要性を説いた。プロに成り立ての頃、審判に「3番!」と背番号で呼ばれた例を挙げて、「3番じゃないんだと。自分は宮本だという気持ちがあるわけじゃないですか」と当時の違和感を思い起こした。その後は自身がまず試合前に審判の名前を覚えて、話しかけるようにしていたという。

指導現場などで暴力やハラスメント事案が途切れないが「他者に対するリスペックトが大事なのかな」。トークセッションの最後にはフリップに「Trying to remember names of relevant people」と書き込んだ。「レフェリーの名前も含めて、職員の人の名前も、メディアの人の名前もそうだと思いますしアンダー17のチームでプレーしている選手の名前もそうだし、そこで会話をすることもできることもあると思う。名前を覚える、リスペクトを持ってというところを頑張りたいなと思います」と今後意識していくアクションを明かした。

JFA経営企画部の高埜尚人部長、JFA女子委員会の宮間あや副委員長やJFAエグゼクティブフェローの夫馬賢治氏、国連グローバルコミュニケーション局のアウトリーチ部長も出席した。